MBA化する社会
って題で本を書いたら売れる気がする。
20世紀後半はある意味経済学が支配した時代だったけど、
今は経済学も経営学もマーケティング論もすべて超えて、MBAの言説で社会が語られることが多くなっている。
こんな本があったり
「MBA」恋愛戦略―最強のマーケティング理論で説く彼女獲得のしくみと方法
- 作者: 織田隼人
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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こんな本があったり
- 作者: 織田隼人
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
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プレジデントとか日経アソシエみたいな雑誌には、
ビジネスの言説で人生語ってる人が多数見られる。
地下鉄のドアには、「結婚は人生の一大プロジェクトだから、パートナー選びは妥協できない。」
みたいな結婚相談所の広告が貼ってあったりする。
今のところ、ビジネス言説で人生語りは主に恋愛論が中心になっている。
恋愛資本主義って言葉は、もうすでに比喩ではない。
恋愛は資本主義の言説で語られている。
おそらく今後は家族論もビジネス用語だらけになっていく。次は教育論。
根拠はないけど、そんな気がする。
もちろん今に始まったことじゃなくて、大前健一が企業参謀で戦略論語ってた頃からこのような言説はあったと思う。
でも、最近増えてると思うな。そんな感じの世の中になっている感じがする。
おそらく東京や大阪の大都市に住んでいて、ビジネスの世界に足を踏み入れている人しか実感できないかもしれない。
でも、コンピュータ用語で人間を語る認知心理学みたいに、ビジネス用語、MBA用語での人間語りは増えていくと思う。
どうでもいいけど、はてなパーカー欲しい!